ブログ女 ーAyu Official Blogー 2
『じゃあ、その箱は優樹菜サンが…』
「いいや、亜優菜の荷物は全部江波家に運ばれた」
『…江波家に?』
萌チャンの育ての父親の
芳樹サンが亡くなった時
一度家の中へ入った時見た
萌チャンの
部屋にある
沢山の段ボールの山
もしかしてそれが萌チャンの荷物?
だとしたら
あの段ボールの中の
どこかに黒い箱が?
『由佳サン、江波家の人に箱の話は…?』
「したさ。だが聞く耳すら持ってくれなかったよ」
聞く耳持たずと言う事は
勿論
箱の存在すら萌チャンに
伝わっていない訳であり
『萌チャンが箱を開けなかったから完全に封印がとけた…?』
「完全にとけた?それは違うね」
『え?』
「言ったろ?封印は1つじゃないって。2つ目の封印もかけてある」
『強力な封印ってどんな…?』
「…亜由美が赤ん坊の頃、大好きだったある歌を元にしてかけた封印だよ」