Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



席に着き、始まるまでコーヒーを飲む。


コイツは、ニコニコしながらジンジャーエールを


Buuuu―


開演のブザーが鳴り、映画が始まった。

――





退屈だ。


コイツの手を取り、撫でてると


ビクッとして、手を引っ込めようとする。




俺がそれを許すはずもなく


尚更、力を込めると

耳元で


「離して下さい」


暗闇でも、コイツが赤くなってるのは分かる。


「嫌」


まだ、離そうともがいてるが…そのうち諦めたのか、映画に入り込んだのか、大人しくなった。


それをいいことに手にキスしたり、指を噛んだりしていたが…


完全に入り込んだな。


はぁ~


反応もないのもつまんねぇ!



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