Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「今度は泣きそうだし…ん、どうした?」
私の傍に来て顔を覗き込む。
思わず顔を背ける。
「ん?俺の奥様は何でご機嫌斜めなんですか?」
「だ、だって」
「ん」
「恭介さんが…」
「俺が」
「着替えてって云ってるのに…」
「……」
「着替えてくれないんだもん」
「……」
「恭介さん…ほんとは行きたくないんでしょ?花火大会なんて…お子様だと思ってるんでしょ」
「はぁ? お前なぁ、それくらいで泣くな」
「泣いてないもん」
俯くと、顔を上げさせられた。
「嘘つき。泣いてる」
「…泣いてないですって」
指で涙を拭ってくれ