Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「だ、大丈夫、大丈夫。もうすぐ決まるわよ。今はちょっとうちが忙しいから頼んだんだから」
「は、はぁ」
ランチを食べ終わりコーヒーを飲みながら
「高藤さん」
「はい」
「貴女、社長に会ったこと…ある?」
「社長ですか?お見かけしたことがあるだけです」
「じゃあ、話したりとかは?」
「な、ないです。そんな私…一番下ッ端ですよ」
社長なんて雲の上の人じゃない。
まっ、副社長もそうだけど。
「じゃあ、どう思う?」
「社長ですか?う~ん あの若さで社長ですよね。やっぱり凄い人だなっと。あ、副社長も一緒ですけど…」
年は知らないけど、たぶん30半ばだよね。
「それ以外には?」
「それ以外ですか?」
それ以外ねぇ。
「か、かっこいいと思います」
「確かに、かっこいいわね。高藤さん」
「はい」
「社長みたいな人ってタイプ?」
「はぁ?」