不器用なココロ


あたしから手ぇ、繋ぐの?

えっ!?

あたしからなんて…、照れるし…。

なんて考えてるうちに、自分の顏が赤くなっている事に気が付いた。

あたし…、

キモっ。

良かったぁ、なんとか怜には気が付かれなかったみたい♪

そんな時、怜が、

「ソフトクリーム、食べない?」

って、聞いてきて…。

アイス大好きなあたしは、もぅ即答で、

「うん☆」

な、わけで…、

アイス屋さんに向かった。

「ご注文はなんですか?」

けだるそぅに怜は、

「あぁ…、ゆめ、何がいい?」

ぼぉっとしてたあたしはいきなり聞かれて、思わず、

「イチゴっ」

と、叫んでいた。

そしたら、怜は、

「じゃぁ、イチゴ1つ。以上で。」

えっ?

「怜は食べないの?」

「あぁ…、おれ、甘ったるいものあんま、スキじゃないし。」

へぇ…、

まぁ見た感じそうか。

「イチゴです。」

お店の人がいう。

一口、舐める。

「お…、おいしぃ♥」

あまーぃ♥

そしたら怜が、

「おれにもちょうだい。」

っていったから、ソフトクリームを渡した。
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