続・俺様王子の初恋





自分の口から出た言葉に
情けなさを感じて、
苛立ちが増した。










「 車でもバイクでもとばして
  会いにくればいいじゃない。
  アンタが思ってるほどあの子は
  弱くないわよ。・・それより、






  思ったより、アンタ弱いのね 」








「 ・・・・・・うるせぇ 」


「 悠太から資料は貰ってきたんだけど
  少し考えてみれば? 」






茶封筒が俺の横に置かれて
美夏は保健室から出て行った。










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