強引な次期社長の熱烈プロポーズ
*
「もうこんな時間か」
金山が日本酒の入ったお猪口を置いて腕時計を見た。
「金山さん、こんな時間までそんなに飲んで。明日大丈夫ですか」
「金山さんはザルだよ!しかし柳瀬くんも強いんだね」
笹森の心配を金山を知り尽くす七重が一蹴した。そして柳瀬にまたお酒を注ぐ。
「ああ、私はもう結構ですから」
「でもまだイケる口でしょ」
時間だと口では言っているが、誰も席を立とうとはしない。
とりあえず今目の前で注がれたお酒を平らげないことには無理なようだ。
クイっと柳瀬は注がれたお酒を飲み干すと、笑って、『もうふらふらですよ』と答えた。
それを聞いていよいよお開きムードになった。
「柳瀬くん!明日楽しみにしててよ!また一本あげるから!」
「前回は何あげたっけ?」
金山が景気のいいことを言うと、七重がそれに加えて柳瀬に質問する。
「私が以前来たときに頂いたのは“桜”ですよ」
そう言いながら脱いでいたスーツの内ポケットから出して見せた。
「もうこんな時間か」
金山が日本酒の入ったお猪口を置いて腕時計を見た。
「金山さん、こんな時間までそんなに飲んで。明日大丈夫ですか」
「金山さんはザルだよ!しかし柳瀬くんも強いんだね」
笹森の心配を金山を知り尽くす七重が一蹴した。そして柳瀬にまたお酒を注ぐ。
「ああ、私はもう結構ですから」
「でもまだイケる口でしょ」
時間だと口では言っているが、誰も席を立とうとはしない。
とりあえず今目の前で注がれたお酒を平らげないことには無理なようだ。
クイっと柳瀬は注がれたお酒を飲み干すと、笑って、『もうふらふらですよ』と答えた。
それを聞いていよいよお開きムードになった。
「柳瀬くん!明日楽しみにしててよ!また一本あげるから!」
「前回は何あげたっけ?」
金山が景気のいいことを言うと、七重がそれに加えて柳瀬に質問する。
「私が以前来たときに頂いたのは“桜”ですよ」
そう言いながら脱いでいたスーツの内ポケットから出して見せた。