強引な次期社長の熱烈プロポーズ
「おお、使ってるな!」
「愛用品です」
金山が嬉しそうに“桜”を受けとると、艶を確認するように回しながら見ている。
「こんなに愛されて、私達も本望ですよ」
七重が言った。そしてお酒の入った笹森がまた話を脱線させる。
「そんなに万年筆を大切にするんですから、柳瀬さんの恋人は幸せですね」
その言葉に美雪がぴくっと反応はしていたが、何も言ってはこなかった。
柳瀬は笑っているだけでそのことを肯定も否定もせずに金山から“桜”を受け取った。
美雪がきりのいいところで締めた。
「柳瀬さんもお疲れでしょうし、明日はまた早いですから。そろそろ」
柳瀬は店先でご馳走になった旨御礼を告げると、金山と七重が二人でもう一軒いくようで夜の街に消えていった。
笹森は柳瀬と美雪に軽く挨拶をすると、タクシーで同期の家へと向かって行った。
そして美雪が手配したタクシーに二人は乗り込んでホテルへ向かう。
「愛用品です」
金山が嬉しそうに“桜”を受けとると、艶を確認するように回しながら見ている。
「こんなに愛されて、私達も本望ですよ」
七重が言った。そしてお酒の入った笹森がまた話を脱線させる。
「そんなに万年筆を大切にするんですから、柳瀬さんの恋人は幸せですね」
その言葉に美雪がぴくっと反応はしていたが、何も言ってはこなかった。
柳瀬は笑っているだけでそのことを肯定も否定もせずに金山から“桜”を受け取った。
美雪がきりのいいところで締めた。
「柳瀬さんもお疲れでしょうし、明日はまた早いですから。そろそろ」
柳瀬は店先でご馳走になった旨御礼を告げると、金山と七重が二人でもう一軒いくようで夜の街に消えていった。
笹森は柳瀬と美雪に軽く挨拶をすると、タクシーで同期の家へと向かって行った。
そして美雪が手配したタクシーに二人は乗り込んでホテルへ向かう。