短い人生にヒカリをくれたキミ
「叶ー?起きないと遅刻するわよーっ」
「……ん~もぉ朝?眠いー」
あたしはボーッとした頭で体を起こした。
んー。
今日は……
そうだ、そうだ。
今日は隼人にお母さんにまで嘘ついた理由聞かなきゃなんだ。
あたしは急いで準備して眠気をグッとこらえて家を出た。
ガチャ
「んーっ!いー天気♪」
昨日の天気とは真逆だ。
雲一つない青空。
小鳥たちが嬉しそうに空で遊んでる。
いーなぁ。
あたしだって空を飛びたい。
………あっ。
早く行かないとバスが行っちゃう!
ダッシュ!!
プシューーーッ
ま、間に合ったぁ…………