天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅨ
それ以上、雀に言葉はない。

勝利に執着はなかった。

ただ、憧れの龍娘に凛々しい武人としての姿を取り戻して欲しいと思い、己の力を一滴残らず絞り尽くしてぶつけてみたいと願った。

「無欲の勝利か…丹下にも学ばせておきたいものだな。アイツは欲が出すぎる」

「そ、そんな…私はそのような器では…」

しどろもどろになる雀の手をとり、龍娘は高々と掲げさせる。

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