椿姫-ツバキヒメ-




「私の身代わりになって貰えないでしょうか?」




濃姫の言葉はかなり衝撃的だった。


脳内エコーがかかって
何重にも言葉が脳内を支配した。


こ、……断るに決まってる。


第一、身代わりになってられる程
私には時間が無………



「勿論、衣食住。私の家の財産は全て貴女に渡します。」


「勿論…………………………………良いですよ。」



ハッ…!


私の決意はとても脆かった。



< 14 / 38 >

この作品をシェア

pagetop