年上の彼氏。
2
そんなあたしが通っているのは私立のお嬢様、お坊っちゃま育成学校。
中学までは普通に公立の平凡な学校に通っていた。
名前も天宮という読み方も変えて平凡な生活を送っていた。
もちろん、友達はあたしの秘密を知っていない。ずっと隠し通すのは楽な事ではなかったけど、巻き込んでしまうのは自分として嫌だった…
そんなあたしも学校に入学して1年が経とうとしている。
「あたしもとうとう2年生かぁ…」
ニュースが流れてるだけの誰も居ない部屋でポツリと声を漏らした。
今、住んでいる所は会社である50階建ての高層ビルの最上階。社長室兼自室として生活をしている。
独り暮らしのようなもんで、最初は寂しく思っていたけれど今となるともう慣れてしまった。
制服に腕を通す。
白いブレザーにピンクの大きめなリボン。スカートはピンクのチェックで、黒のハイソックスを履く。
「よしっ!」
気合いを入れ、鞄を持ちエレベーターで下まで降りる。外にはリムジンが待っていて運転手がドアを開けてくれた。
「ありがとうございます」
「おはようございます。悠姫様」
「おはようございます。今日もよろしくお願いします。」
中学までは普通に公立の平凡な学校に通っていた。
名前も天宮という読み方も変えて平凡な生活を送っていた。
もちろん、友達はあたしの秘密を知っていない。ずっと隠し通すのは楽な事ではなかったけど、巻き込んでしまうのは自分として嫌だった…
そんなあたしも学校に入学して1年が経とうとしている。
「あたしもとうとう2年生かぁ…」
ニュースが流れてるだけの誰も居ない部屋でポツリと声を漏らした。
今、住んでいる所は会社である50階建ての高層ビルの最上階。社長室兼自室として生活をしている。
独り暮らしのようなもんで、最初は寂しく思っていたけれど今となるともう慣れてしまった。
制服に腕を通す。
白いブレザーにピンクの大きめなリボン。スカートはピンクのチェックで、黒のハイソックスを履く。
「よしっ!」
気合いを入れ、鞄を持ちエレベーターで下まで降りる。外にはリムジンが待っていて運転手がドアを開けてくれた。
「ありがとうございます」
「おはようございます。悠姫様」
「おはようございます。今日もよろしくお願いします。」