年上の彼氏。
†学園のトップ†

湊が言ってた生徒会というのにあたしは所属していて、生徒会長をやっている。


成績は今のところ学園でトップ。だから、先輩方も私を慕ってくれる。

あたしは、完璧なお嬢様になるために学園では皆に信頼してもらえるように頑張っている。


***********


教室に着くと、2人の女の子が待っていた。


「おはよぅ!!悠姫ちゃん」

かわいい声で元気よく挨拶をしてくれたのは、ふわふわとした髪を揺らす身長低めの女の子、三鷹 万里乃(みたか まりの)ちゃん。


「おはょ。」


短く返事をした美人は信条 奈津子(しんじょう なつこ)さん。なつこさんは同い年には見えないくらい大人っぽくて綺麗な人だ。

2人ともあたしの親友で、これまた有名所のお嬢様だ。


「今日は生徒会?」


なつこさんがあたしに訪ねる。あたしは荷物を下ろしながら答える。


「うん。仕事が溜まってるらしいから」


「たいへんだねぇ」


「あ!でもSHRには出席するよ」


「そっか」


そんな会話を続けている内に、あっという間にSHRの時間になった。


キーンコーンカーンコーン

チャイムがなり、皆席に着く。あたしの隣はなつこさん、前は湊、その隣が万里乃ちゃんだ。


席替えクラス替えは無く、皆特Aクラス。
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