契約の婚約者
「沙希、聞いてる?」


「クス……いいよ。真夜中と早朝じゃなければスカイプしてきな。修一に捨てられたとき、その泣き顔をスカイプ画面で見てやるよ?」


「ひ、ひどい……」


ほんっとにかわいい奈央----


離れて寂しいのはこっちだ……


片桐がほだされたのも頷ける。


「奈央?」


「ん~何?」


トロンとした顔をこちらに向けてくる。



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