田舎ちゃんと都会くん
第1章

ありえない。

ウソだろ…?


バスから降りた俺は絶句。


そこは見渡す限りの山。


そこは世間でいう田舎。


一週間前事件は起こった。




いつも通り学校へ行こうと仕度をしていると。


部屋の戸が叩かれた。


『ちょっといいか』


そういって入ってきたのは親父。


…でも、いつもと違う。


機嫌がいいのか少し笑ってる。


17年間俺は親父を見てきたけど…たぶんいいことでもなさそう…。


『お前、来週からここにいけ』


やっぱり…。


渡された紙にはどこかの住所が書かれていた。


『あっ…言っとくけど、半年は帰ってくんなよ?』


『…は?』


今、なんて言った?


半年は帰ってくんなよ?


『どうゆうことだよ!それ!』


てっきり2日、3日の話だと思ってた。


『そうゆうことだよ』


目の前の親父は顔色変えずに呟いた。


そうゆうこと……って…。


『学校は?』


『手続きは済んだ』


早っ…。


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