光輝


早速私はおふでさんを追いかけて台所へ向かった


どうやら丁度朝餉が出来たところのようで、なんとも食欲をそそる匂いがする


朝餉を見てみると、質素ではあるが実に美味しそうで思わず手を伸ばしそうになった


いけないいけない


私の使命はおふでさんの観察であって、朝餉の味見ではなかったのを思いだし、おふでさんに目を向けた


うーん、確かに顔色が悪い


ただ、それ以外特に変わった所はなさそうだ


私はもう少し観察を続けてみた







そのまま朝餉が始まり、私はおふでさんが食べる姿をじーっと眺めていた


食べているものも同じだし、食べている最中も特に変わった様子はなさそうだ


強いて言うのであれば、おふでさんの隣で食べる姿をじーっと見つめる私をみて、勝太がソワソワしながらご飯を食べていた事くらいだ


「「「ごちそうさまでした」」」


そうこうしているうちに朝餉がおわり、片付けをするためおふでさんは台所へ戻って行った


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