ねぇ、先生。
〇気持ち




「先生ー!!」




私の日常として、
”放課後に先生とお話し”ができた。
何でもない会話が長々と続く。
それが楽しくて仕方なかった。




「ねぇ、先生って彼女いないの?」

『欲しいけどね(笑)』

「好きな人は?」

『…さぁ。どうでしょう(笑)』




その顔…どう考えたっているでしょ。
モヤモヤしてるのはなぜ?




「…誰?」

『そんな深刻そうな顔して(笑)好きなのは、ひよりさんですよ。』




そんな顔で見つめないで。
そんな真剣な目で見ないで。
そんな優しい笑顔で見ないで。
勘違い…しそう。




「先生はお世辞と嘘がうまいねっ。」




『バレたぁ~』と天使の微笑みで言ってくる。
先生の方向けないよ。
顔が熱い。
きっとほっぺが赤くなってる。













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