寂しがりな猫背





小さくなっていく椎葉先輩の猫背を見つめる。






「(やっぱり、猫みたい)」









「忍、あの先輩のこと知ってたのか?」


矢吹が何故か怪訝な顔をしながら、尋ねてきた。



「………ちょっとね」

















――――――――






「椎葉、お前どこ行ってたんだよ。パン売り切れたぞー」

「牛乳あるから大丈夫」

「おま…っ、ちゃんと食えよ!俺のかぼちゃプリンやるから。あ、たまごサンドもいるか?」

「藤堂は食い過ぎ」






牛乳を飲みながら藤堂がくれたかぼちゃプリンを頬張る。


「(甘…)」






< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop