年下男子注意報!!1
「うまっ!!」
「夏樹、もっとゆっくり食べろ。」
夜。
目の前にはオードブル。
「美味しいっ!!」
今までのブルーを忘れて食に集中する私。
「確かに美味しい。てか、ウザイわね。あのバカップル。」
愛の視線の先には・・・
「カップルじゃねぇっ!!なぁ?健斗っ!!」
「・・・。」
「だから黙るなっ!!」
夏樹&健斗。
お似合いですなぁ。
「中原さん。」
きた。
この声は・・・
「麻野くん。」
私は麻野くんに心底嫌そうな顔する。
「ちょっと、こっち。」
麻野くんに腕を掴まれた私。
麻野くんは私をどっかに連れて行きたいみたいだ。
はぁー
私は麻野くんに逆らえない。
「何?」
私は席を立つ。