年下男子注意報!!1
*悪魔とお昼*
「若菜ぁ!!ご飯食べよぉ♪」
「やだ。」
ただいまお昼休み中。
「何で?」
「わかってる癖にっ!!」
日向は楽しそうに笑ってる。
そんな日向がムカついて叫ぶ私。
何故、私が日向と一緒にご飯を食べたくないかといいますと......
「おー!!日向じゃーん!!また、若菜お手製お揃い弁当なのかぁ?」
でっかい声で日向に話かけてきたのは夏樹。
「若菜が弁当作れるとか冗談かと思った。」
さらっと失礼ことを言ってるのが健斗。
おい、健斗。
久しぶりの台詞がそれかいっ!!
「冗談じゃないしっ!!ねっ?日向っ!!」
「うん♪若菜の作る弁当はとっても美味しいよ?」
天使の如くみんなに笑う日向。
「若菜が作った......ね?」
「......っ。」
日向は私だけに悪魔の微笑みを見せる。