年下男子注意報!!1
日向は私に可愛く笑いかける。
可愛いっ!!
日向、可愛すぎっ!!
「若菜ぁ!!弁当ちょーだいっ!!」
日向にキュンキュンしてると夏樹が話しかけてきた。
「いいよぉ。からあげ以外なら!!」
「やったぁ!!」
夏樹は片手に箸を持ってて、『うまそぉ!!』とか言いながら弁当をガン見している。
「.....?」
夏樹が不思議そうに首をかしげる。
なっ何?
何でそんな目で私の弁当を見てるの?
.....まさかっ!!
「虫っ!!?弁当の中に虫入ってんの!!?」
ガツッ
私は弁当を掴み虫を必死に探す。
「ちょっ!!落ち着けって若菜っ!!虫何か入ってねぇーよ!!」
慌てて私から弁当を取る夏樹。
「え?」
入ってないの?
じゃぁ....
「何で、あんな顔で弁当見てたの?」
私は疑問に思ったことを口にする。
私の弁当何かおかしいのかなぁ?
「いや.....日向のと似てるからさ。」
似てる?
「何が?」