年下男子注意報!!1
「物騒だなぁ。」
ニュースによると犯人は空き巣に入ったところ、そこの家の家族に見つかったらしくそのまま殺してしまったんだとか・・・。
「ふぁ〜。」
何だか眠たくなってきたぁ。
ガチャッ
ドアが開く音がした。
「日向ぁ?寝てなかったんだぁ。」
「・・・。」
無視ですか。
まーいいや。
私はそのままテレビを見ながら喋り続ける。
「ねぇ?このニュース見たぁ?物騒だよねぇ。」
「・・・。」
何よ・・・
まだ無視するき?
「もうっ!!無視しなっ・・・!!」
言葉が出ない。
だって・・・。
日向が無視し続けるから日向の方に向いた私。
だけど、そこにいたのは・・・。
「あっ・・・。嘘っ。血・・・。」
振り向いた先にいたのは私の知らない男の人。
服には血がついている。
帽子を深く被ってるため顔はよく見えない。
私はすぐにその人が殺人犯だってわかった。