偽家族
序章
「やめてくれ、何でもするから」鼻先には日本刀がちらついている
「そう言った可奈にお前は何をした」突き付けた刀を振りかぶり左肩を綺麗に落とした、ドサっと体から腕が落ち血が一面に飛び散った、

お前と言われた男は左肩から先が無くなった事に気付きジュータンの上をのたうち回っていた

「俺は牧山市の市長鶴巻だぞ!その俺にこんな事してただですむとおもうなよ」

鶴巻は無くなった肩から流れ出る血を止めようと傷口を押さえている、

「命乞いの次は脅しかよ、芸がないんだよ」
そう言って残っている右腕も刀で体から外してしまった、

鶴巻は動物の様な奇声を発し自分の血でいっぱいの上をのたうち回り始めて自分の両腕を切り落とした男の目を見た、その目はひどく冷静の中に憎悪を感じとれた、感じとった瞬間に首が体ど離れていった・・・
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