正直に好きだと言えなくて…
京ちゃんも今思い出したみたい…
‘‘他人’’として接することを―――
「俺、京太郎って言うんだ
よろしく」
「俺こそ、よろしく」
この日私たちは友達に‘‘なった’’
「でも不思議だよな…」
「なにが?」
急に寛人がそんなことを言うから不意にもドキッとしてしまった
「俺、お前らと初めて会った気がしない」
「私たちフレンドリーだから
友達になりやすいだけじゃない?」
本当は極度の人見知りなのに
嘘をついた
‘‘思い出して’’―――
そう言いたかった