正直に好きだと言えなくて…


話ってなんなんだろう…
私の知らないところで
話すってことは

男の事情とか言うやつ?

そんなことを考えながら
寛人の部屋に向かった


「変わってる…」


私が寛人の部屋に来た時と
家具や配置…
ほとんどが変わっていた

きっと寛人のお母さんが
記憶を思い出さないように
するためにしたんだろうな…


「もうほんとに…」


私の知らない寛人なんだね…




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