正直に好きだと言えなくて…



「京太郎くーん
寛人が呼んでるの
来てくれない?」


寛人は部屋に行った間
また明美が自分のせい的な
発言をした

違うんだって何度言っても
明美はいつも自分のせいだと言う


「はい」


こんな時に明美を
1人にはできないのに…


「なんだよ…」


「京太郎は知ってんのか?」


「何を?」


「ホットケーキ見たら
頭が痛くなった
それって何か昔の記憶に関係
あるんじゃないのか!?」


どうして寛人は…
もっと明美のことを考えて
あげられないんだよ…



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