正直に好きだと言えなくて…





それから
京ちゃんに今日はもう
帰ろうって言われたから
帰ることになった


「一言くらい寛人に―」


「ダメだ」


『声かけて帰ろうかな』って言葉は
最後まで聞いてもらえなかった

でも…どうして?
なんで寛人に声かけちゃ
ダメなの?


「…っな、なんで?」


私は潤む目を上にむけて
私なんかより背の高い京ちゃんを見た




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