魁桜
「なんだとー!?」
みんな驚いて上を見上げる中、あたしと琴音はクスクスと笑っていた。
…幹部達が出てきてるのは承知済みだった。
だからワザと大きな声で言ったの。
「とっ、透さん!?」
「皆さんも…」
『あはは!…まだまだだね、みんな』
「気配で気づかなきゃ…。あれが敵だったら殺られてるよ」
「2人とも気付いて……」
当たり前だよ。
人一倍敏感なあたし達だもん。
分かるよ、それくらい。
「結構俺らにプレッシャーかけるなぁ、稚里、琴音」