Sweet secret
その日の記憶はあんまりない。

ただ泣いて気付いたら朝になっていた。

虚ろなまま、学校に行っていた。

ぼーっと一日を過ごした。

そのまま家に帰ってベッドに倒れこんだ

もう何も考えたくない…

考えれば考えるほど辛い思いをするだけ。

…ヴーヴー

いつの間に寝てたんだろう…

携帯の着信で目が覚めた。

表示を見ると知らない番号。

ほっとこう。

しばらくして着信は途切れた。

誰だったんだろう…

携帯を開くと同じ番号からの不在着信。

一体、誰なんだろう。

今度掛かってきたら出ようかな…

知らない人だったら番号変えないといけないし。
< 27 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop