君にずっと片想い



***



クリスマス当日の朝。

9時に私の家に坂本が来てくれることになっている。


イルミネーションを見に行くと言っていたから、てっきり夕方から行くのだと思っていたのに。




それが一昨日、9時に私の家に来るとメールが来て。



今急いで支度をしているところだ。

時計を見れば、あと10分で坂本が来てしまう時間。




私はクローゼットの中から白のニットに、赤のショートパンツ、そしてタイツを取り出して着替える。



コートを羽織り、鏡の前に立ちおかしい所がないかを確認し、バックを持って家を出ようとした時だった。



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