君にずっと片想い



彼は可笑しそうに笑いを堪えていた。



母は不満げな顔で言う。


「だって、さっき坂本くんに今日は2人でどこか行くの?って聞いたら、はいって言ったわよ。」



それは本当だ。

確かに、他人から見ればこれはデートなのかもしれない。




「…とにかく!今日は坂本と出かけて来るからっ。」




そう言い残し、坂本の腕を掴んで玄関を出た。



それからすぐ、坂本は笑いだした。


私もつられて笑った。



< 137 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop