さくらんぼなあたしと王子様
「ん?」

雛斗はあたしの髪をそっと

耳にかけて首を傾げた。

「なんでもない…。」

どうしてだろっ…。

いつもより雛斗の口調が

甘いというか、ふわふわしてる

っていうか、優しい。

「名前、呼びたかっただけ…。」

「今日、かわいいな?」

いつもだったら、意地悪く

言うのに今日は

どうして優しいの?
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