オオカミ先輩の猫かぶり
「じゃあまた後でね。」



「あ、はい。また後で。」



先輩はいつも私の教室まで寄っていってくれる。



遠回りだし、恥ずかしいからいいって言ったけど却下された。



「ひゅーひゅー!ラブラブだねぇ~。」



「拓実。うるさい。」



「こわーっ。」



もう拓実とも普通に話せる。



拓実と美咲が一緒にいるところを見ても、不思議と胸の痛みはもう感じない。



美咲とも、ぎこちなさは残りつつも話せるようになった。



先輩は、付き合ってからもずっと話を聞いてくれて、アドバイスをくれる。



本当に先輩のおかげだな。
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