小さいおっさんとあたし



「わかった、いまやるわ」



すっと立ち上がって元おかんの部屋に向う。



母親の部屋は2階にあり、古い階段を上がったらすぐ右にある。



階段が少しギシギシ聞こえて怖いわ……



少し恐怖心を持ちながら階段を上がっていった。



そして電気をつけて部屋を見た。



お?



古めのベッドが置いてあるだけで他にはなにもないまっさらな部屋だった。





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