あの日々を忘れない【完】

そして流れるように毎日が
過ぎてゆき、中学最後の学校行事
合唱コンクールがやって来た。


「彩今年こそは歌いたい!!」

結衣
「あぁ、一、二年とずっとピアノ
やってたもんねえ。」


「でもうちのクラスでピアノ
弾ける子いるのかな?」

結衣
「彩ファイトだっ!(笑)」


「ぇーっ!誰かやれよー!」

結衣
「頼りにされてるから
いいことぢゃん♪」


「そぅだけど‥。」

今日も朝から会話が弾む。

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