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部室の前には私の大好きな沙耶先輩が!
「こんにちは!」「おっ、佳穂。はやかったねぇ。
1番だょ」「早すぎましたか・・・」しゅぅん
としてると「嘘嘘(笑 ちょうどよかった。
あたしも喋り相手がいなくて悲しかったから
佳穂が来てくれてよかった」ふふっ。と微笑み
ながら髪を束ねる姿から目がはなせなかった。
「ん?どうしたの?何かつい・・あぁ!」えっ
先輩が話すのを止めて叫んだ。その瞬間
背中に重みを感じた。「かぁほちゃん」
名前を呼ばれて顔を上げたら「た、高木先輩っ!」
3年生の高木先輩が後ろから抱きついていた
「はぁい?どうしたのぉ??my sweet honey 」
えーっっ!いつから先輩のmy sweet honey に
なったんですかっ!そう言おうとしたとき
「誰がmy sweet honey になったって?」
沙耶先輩っ!ぁあ神様だ
「おっ、沙耶ぢゃん」「おっ、沙耶ぢゃん。じゃ
ねぇよ!」バシッ うわっ。痛そう・・・
「わぁー暴力反対!亮に言おうっと。」亮?
その瞬間沙耶先輩の表情が変わった。「あれ、
先輩?もうしかして・・・」亮って人は、先輩の
彼氏か好きな人なんだ。
「佳穂ぉ!置いていかないでよ」あっ、忘れてた
「ごめんね。」「まぁ、かわいいから許してあげる
あっ!沙耶先輩、高木先輩。こんにちは!」
「「よっ!」」
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