絶望少女。
『そう言えば……君の名前は何?僕の名前は…』


僕が自分の名前を言おうとした瞬間、少女は言葉を被せた

「貴方の固有名詞は聞いても今の私には無駄。名前は感情を嗜好する者の持ち物なの。……これあげるね」


彼女は残りのパンを僕に押し付けて去っていった




< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

強制フィアンセ!!

総文字数/1,888

ファンタジー22ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「アスカ…食べちゃいたい位可愛い」 「ってか、食べる気満々じゃん…」 突然に異世界に飛ばされた少女(自称:可哀想な悲劇のヒロイン) アスカ 王国でも名の知れた吸血鬼(自称:最強吸血鬼) クラウス 2人の出逢いから始まるファンタジー系ストーリー

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop