お嬢様とヤンキーの関係
『お兄ちゃん...あたし、柚木先輩に告白しようと思うの///』
玲華ちゃんは頬を赤く染めながら言う。
南條くんも驚いた様子。
『協力してね!あっ、椿姫先輩もっ!』
ーっ、グサッ。
痛い...苦しい...
玲華ちゃんから柚木くんの名前を聞くたびに
胸が苦しくなる。
泣きそう...
『わたし、保健室行ってくる...!』
わたしは、教室を逃げるように飛び出た。
『西園寺椿姫…』
南條くんがボソッとつぶやいた気がしたが、
その意味をわたしは知るはずもない...