女の子が、女の子の日。


その後の授業はやはり、集中なんて出来なかった。


六時間目の体育の授業中、噛んでいたガムをそのまま口にしていることさえ忘れ、授業中にも関わらずそのガムを噛み続けていた私に先生は勿論気付く。
その後は、当たり前だけどしこたま叱られた。

「口の中にあることを忘れて、噛んでいたんです」なんて、そんな馬鹿なことを言ってしまったものだから、反省文までみっちり書かされた。


結局、私が制服に着替え、教室に戻る頃には辺りは大分静かになっていた。
残っている生徒といえば、放課後に廊下で雑談をする僅かな人達、そしてクラブ活動がある人達ぐらいだ。


あぁ、やっぱりもうたくやは帰ってしまったんだ。


そう思いながら誰もいない教室の中に入り、自分の鞄を手に取り教室を後にする。


むかつくむかつくむかつく。


あいつのせいであんな目にあったのに、と心底最低な思いが込み上げてくる。


下駄箱にいき靴を履き替え、グラウンドの脇をを歩く。


< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop