女の子が、女の子の日。


「お、さあやが起きてるー」


私の部屋の扉から聞こえてきた声に、私は昨日のことがあっての気まずさからか、少しふてくされながらも「‥おはよ。」とあいさつをする。


でもって、まだ時刻は7時を少し回ったところだ。


「しかも、珍しくお寝坊さあやが化粧までばっちしじゃん」


どおしたの。さあや、好きな人でも出来た?


たくやは私のベットに寝転びながらそう笑う。


「‥うっさい」


「‥ふーん。図星だ」


たくやは興味なさげに言葉を吐く。


たくやには絶対理解できない。


昨日、泣きすぎて、目があり得ないほどに腫れ上がり、私がどれだけ苦労して一時間氷で目を冷やし続けたか。


たくやにはわかんない。


そんな憐れな私の顔を見られたくない私の気持ちなんて。


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