女の子が、女の子の日。

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さあやの友達に聞いた。

帰り、グラウンドで友達と
サッカーしながら待ってる。

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家についてすぐ、携帯を開くとたくやからのメールが入っていたことを知る。


少し素っ気ないメールの打ち方はいつものことで。


「‥私、ばかだ」


たくやに八つ当たり、泣いたことを今更ながらすごく恥じた。


本当にばかだと思った。


帰り道、散々たくやを困らした。


子供みたいに泣く私に、「おんぶして帰ろうか?」なんて言う馬鹿なたくやに、「自転車、‥どうすんのよ」と、可愛くない返事を返してしまった。


「明日も、おんぶして学校いこうか」


なんてたくやは笑うもんだから、


「グスン‥ゆったからね。‥ふっ、うぅ。‥ぜったいだからね」


そう言って、片道自転車で30分の道のりをを私一人を担いで、たくやは約一時間、ううん。もっと掛かったかもしれない。そんな長い道のりを文句ひとつ溢さずに歩ききった。


ほんと、馬鹿なんじゃねえかと思う。


「やっぱり、こうしたら泣き止むと思ってたんだ」、とクスクス笑うたくや。


ほんと、おかしいんじゃねえかと思う。


「やっぱり、さあやに涙は似合わない」



泣かしてんのは、全部あんたじゃん。



ぜんぶ、ぜんぶ‥


あんたのせいじゃん。


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