ねぇ…〜私の足跡〜
尋だ…と思いながらも
今にも出そうな物を
おさえるので、ていいっぱいで
何も口にする事なく
ただ
尋の腕におさまってた
「心那、東病棟のトイレいくぞ」
東病棟はさっきのトイレから
歩いて2分ぐらいの所にある
トイレで
あまり人が来なくて
いつも、がらがらなトイレだから
私も我慢出来たら最初からそこ
にすれば良かった…
と思いながら私を抱え、全力で走っている
尋に"はやくー"と
目でアピールしたけど
尋は走るのに夢中で
私の精一杯のアピールを無視して
走っていた