メルラバ
ロマンチックな月夜のお散歩。

波の音はクラシック音楽のようで、秋の声はバイオリンで、私の心音はドラムのよう。

誰もいない砂浜は永遠の広がりを見せ、まるで世界に2人しかいないかのような気分になる。


手。
手を繋ぎたい。

どこでもいい。
秋に触れていたいと思った。


だけど、そんなことを口に出せるはずもなく、私の右手と秋の左手は、出会ってはさようならを繰り返す。
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