残念彼女。
きちゃった、なう。
☆ユーリside☆
ふっふっふ....
遂に来てしまったのだ....
「チャオーー!!日本!!」
「すみません、バスの中ではお静かに~」
「すみません」
やってしまった。
つい、日本に来たことが嬉しくて叫んでしまった、
てへペロッ
私は、ユーリ。
ヨーロッパ、イタリアからはるばる日本にとんで来た、イ
タリアンガールよ!!
三年間ホームステイするんだけど、今はその街に向かって
バスでいて移動中です。
日本語を勉強しつつアニメ満喫する三年間が遂に....
はじま、、、
「お客様!!静かにして下さい!!」
、、、心の声が!!
日本人って耳が良いのね
てへペロッ
☆瑛side☆
「――――――っ」
「どした?瑛」
昼休み。悪寒を感じて背中をふるわせたら、親友の一樹が
心配そうな顔で見ていた。
「悪寒、した。」
「また!?今日めっちゃ多いな…大丈夫かよ、風邪か?」
「風邪じゃないと思う。なんかもっと、こう、、、」
一樹に伝えたくて、両手を動かすと、一樹が吹き出した。
「ぷっ、何それ。あ、あれじゃね?原因。」
そう言って教室の窓指さす。
「えぇ~いっ!!」
チッ…この声が聞こえただけで吐きたくなる。
机によって来た、6、7人の女。
その中の1人が話出す。
「ねぇ、今日の放課後空いてる?私らと…」
「無理。そんなに暇じゃないし。」