桜空あかねの裏事情
「でも何でオルディネのリーデルは空席なワケ?」
「さぁ?詳しい事は知らないっと。あ、この部屋だったっけ?」
廊下をしばらく歩いていた三人の足は、ある扉の前で止まった。
同じような装飾が施されているからか、扉を開けるのを戸惑う陸人。
ギネヴィアは、近辺にある扉と目の前にある扉を見比べる。
「そうね。他の扉より大きいから」
ギネヴィアの言葉を聞いて陸人は扉を開けた。
当然、約束した本人はいないであろうと確信していた。
しかし、それ以外の事を予想していなかった。
「えー」
「あら」
「……」
「やぁ、こんにちは」
扉を開ければ、そこには予想外の人物がいて彼らを出迎えたのだった。
.