男子校の狼くん
第一章

ある日を境に



小さな頃の夢を見ました。


小さな、小さな頃でさ、天使みたいに白い肌の男の子が、


あたしの目の前に来て、言ったんだ。


夢の中でビックリしちゃったよ。


今でもはっきり覚えてる事。



その言葉が、顔に不釣り合いでさ。


あたしの目の前に来て、あの男の子言ったんだよね~…。




『華南ちゃん、俺、華南が………。』



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