○○彼氏。【完】
そんなあたしたちの出会いは高1の春。
上級生に絡まれていたあたしを助けてくれたのが優希で、そこで一目惚れしたあたしがアタックした。
最初は全然相手にされず、告白しても突き放される一方で、これで最後と決めてバレンタインに告白したらOKをもらえた。
そのときは本当に嬉しくて夢じゃないかとか、冗談じゃないかとか何度も聞いた。
しかし学校のトップというものは毎日が忙しい様で。
デートなんて恋人らしいことをする暇などなく喧嘩、喧嘩、喧嘩。