○○彼氏。【完】

まぁ、別に嫌ではないけど。


すると、翔は突然サッと立ち上がりあたしの隣に腰を下ろしたかと思うと、


「膝枕、して?」


と言ってきた。


お腹いっぱいになって眠くなったのか、あたしが何も言わないうちに膝に頭を乗せ寝始めた。


そして数分も経たないうちに翔からは寝息が聞こえてきて・・・・・。


・・・・・授業中も寝てたくせに。


ふわふわ揺れる翔の髪を触りながらあたしは思った。



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