ハナミズキ



「…ありがとうございます♪私、ホントにカルピスソーダ好きなんですよ~」



そう言って、私は近くのベンチに腰掛けた。

そして、遊李さんも私の隣へと腰掛ける。


自然と距離も縮まり、私の鼓動がドクンドクンと高鳴りだす。



うー…緊張するな…



顔から変な汗が出てきたとき、遊李さんの足下にボールが転がってきた。



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