ハナミズキ
「だから、遊李さんも一緒に寝るんです」
「いやいや!ちょっと待って!」
「?なんですか?」
「あのな…。俺ら、つき合ってるやろ?」
それが関係あるの?
私は首を傾げた。
それを見て、遊李さんは大きなため息を付いた。
「はぁ…。付き合ってる男女が、一つ屋根の下で一緒に寝るなんて…問題大アリやろ!しかも、恋華はまだ高校生やし…。」
それを聞いて私は一気に顔が赤くなった。
「っ///!!」
「わ、私そんなつもりじゃ……!」